素人管理あるある
根本は知識の有無
本来知識が必要なのにないとしたら?。
当然いろんな問題が起こります。
下記の問題は普遍的に見られます。
だからビルメンが存在するわけです。
ビルメンは「管理の形態」を参照。
業者の区別がつかない
電気の業界は幅広いので業種も多い。
しかしその区別がつかない。
電気関連ならみな同じという認識。
問題ごとに適切な業者を選べない。
業種の分類は「業者の分類」を参照。
信頼関係のある業者がいない
行き当たりばったりで定まっていない。
施工した業者がバラバラで不明確。
管理担当者もわからなくなる。
施工会社も人の入れ替わりは激しい。
やがて設備の実態を誰も分からなくなる。
問題が発覚するまで放置される。
見積書の内容がわからない
品目や作業の意味が分からない。
各社の見積もりには違う項目が多くある。
そこで同じ項目を見つけて価格比較する。
まったく意味ないのだが。
同じ名目でも内容が同じとは限らない。
結局判断材料は同名項目と総額だけ。
で安い業者を選択する。
内容で判断しなければいい結果は出ない。
結果的にお粗末な設備が多くなる。
業者もそれなりの対応をする。
適当な項目を追加して水増しする。
バレないのを分かっているから。
その分値引き額を大きくする。
安くしていると見せかける。
まさに狐と狸の化かし合いになる。
見積り値切って経費節減?
安くさせた分そっくり得をした?。
世の中そんなに甘かった?。
業者もアホじゃありません。
どこかで埋め合わせをするでしょう。
部材や工法を安上がりにしたり。
欠陥工事を見抜けない
業者が見ればお粗末な工事が目につく。
そういう現場は総じて粗雑工事が多い。
どんな業者に頼んでいるのか想像がつく。
しかし自分達は認識できていない。
おそらくいい工事を見たことがない。
知らないから違いが分からない。
仕事を簡単に考える
経験がないから仕事を想像できない。
だから机上の空論で簡単に考える。
現実は想像より大変なことが圧倒的に多い。
知らないから業者に過酷な要求をする。
苦々しい経験した業者は多いはずだ。
仕事内容を追求してくる
故障内容や修理内容などの説明求める。
それ自体は必要なことではある。
しかし基礎知識がない人には簡単でない。
複雑なことを簡単に説明するのは難しい。
相手に知識あれば簡単な説明ですむことも。
本当に理解するには最低限の知識必要。
仕事を疑われる
正当な結果でも疑念持たれることがある。
意に沿わない部分があると業者を疑う。
いい業者なら必ずいい結果を出すと考える。
名医はどんな病気も治すと考えるのと同じ。
どんなに優秀でも悪い結果はときに出る。
業者を見抜けないほど起きやすい問題。
自社の設備把握していない
電源がどこにあるか不明。
エアコン室外機もほとんど見ていない。
メーカーや機種、年数等誰も知らない。
記録もなく故障するまで放置する。
トラブルは起きる?
客とトラブルが起きない人はいない。
優秀でも人柄よくてもゼロにはならない。
どんなに注意していても防ぎきれない。
その時々の巡り合わせ、風向き等で。
しかし客と信頼関係があれば激減する。