点検は使用者の義務
フロン排出抑制法
2015年4月1日施行された新しい法律です。
目的はフロンガスの大気中への排出を防ぐことです。
現在主流のR410A、R32はオゾン層を破壊しません。
ですが温暖化係数が非常に高い、温室効果ガスです。
漏洩防止の適切管理が使用者の義務になりました。
詳細は次の資料をご覧ください。
点検の必要性
容量によって特定義務
圧縮機定格出力が7.5kW以上は厳格な管理必要。
3年に1回以上、専門家による定期点検が義務。
詳細は上記フロン排出抑制法の概要を見てください。
点検のメリット
本来の性能が出ているかどうか分かります。
ガス漏れや他の原因で能力落ちてることがあります。
例えば冷媒ガスが5割抜けていても、冷風は出ます。
それで気づかないこともあります。
しかし冷房能力は下がっています。
能力が落ちた分、消費電力が増えます。
その他耐用年数延長、故障予防、交換時期予測等。
点検の種類
- 基本点検・普通に使用できてる場合
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設置〜運転状態確認、データ取得、性能を確認。
本来の性能であれば点検終了。 - 詳細点検・普通に使用できてる場合
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基本点検〜部品部材の劣化などないか調べる。
故障の早期発見や、予防が目的。
システムの規模に比例して大がかりになる。
点検の費用については料金表を参考にして下さい。