エアコン工事の常識?
相見積り伝説?
最低でも三社から見積りとれ!。
で一番安い業者選べば経費削減になる。
という観念が広く信じられているようです。
はたして本当なのでしょうか。
現実はそんなに単純ではないです。
いい材料および工法で丁寧に仕上げる。
それができる技術力を持っている。
そんな業者が一番安い可能性は低いのです。
その逆である可能性の方が高い。
仕事が少ないので無理してでもとりたい。
利益を減らして安い見積もりを出す。
技術力も低く安いなりの仕事をする。
ものの価格には必ず適正水準があります。
いい仕事を適正価格でするのが優良業者です。
誇りを持っているので稚拙な仕事はしない。
そのかわり適正以下の金額ではやらない。
それを理解する客もいるので経営は成り立つ。
現実に粗雑な工事があふれています。
大規模なシステムは大手でないとできない。
小規模だとできる業者が多くなる。
だからか小規模にお粗末な工事が多い。
単に下手なのや明らかな手抜き工事等々。
設備を見ると容易に想像できます。
手抜き欠陥工事が非常に多い現場。
逆にいい工事の見本のような完ぺき工事。
どういう業者に頼んだのか一目瞭然です。
使用者側の姿勢が如実に反映されます。
いい工事は見た目も綺麗で長持ちします。
粗雑な工事はその逆で故障も起きやすい。
安くてもそのつけが後で回ってきます。
なんか自分に都合いいように書いてる?。
サン電気は工事より修理整備が主体です。
工事主体の業者の反対なので、工事は二の次。
(重なる部分もあるが基本的に別分野)
使用者側の立場に立って書いてます。
重要なことは業者を見分けることです。
そのためには設備の知識が必要。
管理者は最低限の知識を学習すべき。
知識ないと欠陥工事も見抜けない。
知識あると業者も話が通じやすい。
勘違いなど不要なトラブルも少なくなる。
無知な状態で見積もり金額だけで判断する。
どういう結果を招くかは上述のとおりです。
業者の知識や経験は価格より価値あり!。
それによって同じ仕事でも結果が違います。
金額だけ見ていてはわかりまりせん。
豊富なノウハウ=年数+仕事量+情報量+センス。
優良な業者はそれを備えています。
手抜き工事の見本市?
エアコン工事だけではありません。
建築物や設備全般に同じことが言えます。
日本の建築技術の水準は非常に高い。
しかしそれと手抜き工事は別問題です。
建物が勝手に崩れることはまずありません。
それだけ基本構造はしっかり作られる。
一方それ以外の部分では手抜き工事が蔓延。
調べれば山のように出てきます。
それも大手ゼネコン物件に多く見られます。
理由は容易に想像できます。
下請け業者を安く叩いているであろうことが。
実際に作業するのは二次三次の下請業者。
仕事はあっても利益は極薄。
仕事もらっても感謝する気にはなれない。
考えることはいかにバレずに手を抜くか。
可能な限り安い材料で手短に仕上げる。
設備の整備補修するとき唖然とします。
整備できるように設置されていない!。
自分のやることはただ設置するだけ。
あとは自分の知ったことではないと。
これは業者が悪質なのではありません。
業界の構造的問題、元凶はゼネコン?。
ゼネコンと下請けの関係はドライそのもの。
信頼より利益優先で動いているようです。
業者の技術の未熟さも目につきます。
ゼネコンも見積もり金額だけで判断してる?。
業界では技術者が育ちにくくなっている。
つまり優秀な技術者が減りつつある。
地場産業の建設会社の方が欠陥は少ない。
業者間に信頼関係があると想像されます。